本の森:昆虫顔面図鑑 

海野和男 実業之日本社

 

苦手な昆虫もいますが、なんという美しさ。人間の想像力をはるか超える自然の造形美。

ピアニストにしてエッセイストの廻由美子氏が「真の芸術家は美しいもの、残酷なものすべてを包括して「エロス」にギリギリまで近づいていかなくてはならない」という趣旨のことを書いておられましたが、それに近いものを感じました。